お山巡り

  • 2005.01.23 Sunday
  • 11:43

先日、伏見のお稲荷さんに参拝して来ました。毎年恒例の※1「お山する」友人に今年も誘われたんですわ。友人が信心するのは、稲荷山の四つ辻から少し上がったところに鎮座する「白髭大明神」さんと仰るそうで、彼女曰く霊験アラタカなのだそうです。ワタシは昨年初めて同行させて頂いたんですが、すっかりお山の虜になってしまいましたね。朱色の千本鳥居に石畳の道。まるで異界の入り口のようです。いくつもいくつもの※2お塚に、あちこちから感じる視線、訪問者を見ている狐さん達。怪しいです。ゾクゾクします。伏見稲荷大社に到着して参拝後、次回参拝の折は、は絶対に!と話していた「お神楽」を申し込みました。企業や団体でなくても申し込むことが出来るようです。私達がお願いしたのは「小神楽」でしたが、神様に奉納されるお神楽を一緒に楽しむことが出来るなんて、とってもいい企画だと思いますわ。もう堪能しました。すごく奇麗ですわ。(残念乍ら写真撮影は禁止なので、画像はなくて至極残念)舞の巫女さんの指先がピンと揃ってカッチョいいだの、鈴の振り方が揃ってよい音がしていた〜だの、琴も唄いも、風吹いてきたね!とか、なんもかんも良かった〜良かった〜とすきなことを口々に言い合いながら、上機嫌でお山へ向かいました。

友人は、いつもお参りしている神さんに奉納するのだといって、小さな朱色の鳥居を購入しました。近くのお店に立ち寄ると、筆ペンで、神さんの名前、住所氏名などを書いてくれます。(お店によって、自分で書くところもあるようです。)仕上げに火打石でカチカチッ!と祓ってくれます。
このお店では、鳥居の他にも三宝に乗ったお供えセット、お酒にロウソク一本に至るまで、購入して、お供えする前にこの火打石で祓ってくれます。この火打石、いいですねぃ。こういうものを見るとつい欲しくなってしまう。お山を巡っていると、火打石を売っているお店もあるんですよ。小さなもので1000円程でしたかね。きっと衝動買いしそうだったので、「火打石を買いそうになったら、絶対止めて下さいね」と冗談で話しておりましたが、帰りに火打石をお店で見つけると「これって、いいな〜」と小振りなものを手にして、一人悦に入っているとき、友人に横から腕を掴まれて「やめときなはれ」と言われました。案の定でしたねぃ。 購入した鳥居を白髭さんにお供えし、ご挨拶を済ませて、引き続きお山巡りへ。
眼力社には大きな狐像がありました。口から水が出ています〜。稲荷山は、きれいなお水がたくさん湧き出ています。二カ所の埋め込み式貯水槽があって、湧き水を貯えられるようになっているそうで、上水道が敷設されるまで、大切な生活用水だったとのこと。お山のあちこちにお滝があり、行場になっています。ぐるっと巡って、また四つ辻へ。小腹も減ったことだし、四つ辻の食事処「仁志むら」で、にしん蕎麦を食べました。風情のあるお店でした。ここは俳優・西村和彦さんのご実家だそうで。
にしん蕎麦、美味しかったですよ。出汁が美味しかったな〜。お腹もいっぱいになって大満足で。 お土産に伏見稲荷名物の「みくじ煎餅」(お煎餅の中に、小さなお神籤が入ってる)を買って帰ってきました。とても楽しかったです。※1「お山する」本殿に参拝し、稲荷信仰の霊地、稲荷山を巡拝するのが、稲荷詣の普通の形である。「お山をする」という言葉だけで、充分に意味は通じるし、平安時代の古典からも伺うことが出来る。「蜻蛉日記」の著者、藤原道綱の母(936?〜995)は、夫婦生活の夢破れた心の苦悩を、稲荷神に祈ったが、彼女は本殿を参拝して、ここをお山の入り口と感じていた(近藤喜博 稲荷詣の女たち(中)朱二一号)。 まず、下の社(本殿のこと)に いちじるき山口ならば、ここながら 神のけしきを。見せよとぞおもふ(康和三年(966)九月 蜻蛉日記 上)※2「お塚」稲荷山では「お塚」と呼ばれる石碑群をたくさん見ることが出来る。これは、稲荷神を崇敬する個々の人々が、「私のお稲荷様」という意味で、そして自己の守護神として奉納したもので、山全体でその数は一万を下らない。参考文献 「深草 稲荷」深草稲荷保勝会

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